CANTERA(カンテラ) アカデミーは戦略人事で悩んだときの駆け込み寺

私はもともと人材業界での経験が長く、30代半ばで人事へと転身しました。当初は戦略人事をやりたい! と意気込んでいたものの壁にぶつかってしまい、悩んでいました。そこで出会ったのが、人事を体系的に学べるというCANTERA(カンテラ)アカデミーでした。
今回は、私がどのような状態でどのようにカンテラを見つけ、何を学び、どう生かしているか、ということを含めてカンテラの魅力を書いてみようと思います。
学びの必要を感じていた背景
私は人材業界での経験をステップとして、人事に転身をしました。そのときに「戦略人事をしよう!」と意気込んでいたのですが、そのなかではこんな困りごとがありました。
1. そもそも戦略人事って何をするのかわからない
2. 自分が思い描いていた人事業務とのギャップ
特に2に関しては、これまで人材業界での採用支援でしか人事のお仕事をイメージできていなかったなかで労務などを担当することになり、本当に知見がなく困っていました。
カンテラとの出会い
そうしたなかで、労務の実務についてハローワークなどの役所や社労士に聞きながら社内の規程を大幅に改定するプロジェクトの担当となりました。これは自分の今までの経験を超越しているという危機感から、早々に戦略人事を学びたいと思いネット検索をしていました。
検索結果は複数あり、学びの場は多かったのですが、その中からカンテラを選択したのは、リーズナブルであったこと、また代表の堀尾さんがなんだかすごそうだと感じたからです(笑)。
カンテラを受講
正直、勢いにのって参加を決めたものの、当時のカンテラの講座はビルの地下で実施していたので、入口についても「大丈夫かな……」と不安だらけでした。
いざ勇気を出して入ってみると、少し薄暗い部屋に複数のグループ用のテーブルが置かれていて、とにかく緊張したことを覚えています。
各グループの人が揃い、いよいよ講座がスタート。
かなり濃密な内容だったことと、私以外の参加者は人事としての経験のある方が多いように見えて、初回は本当に不安だらけでした。
ですが講座の終了後には懇親会もあり、いろいろな悩みを聞いていただいたり、逆に悩みを相談されたり、情報共有もできたり……と皆さんとのつながりができ、とても充実した時間でした。
カンテラで学んだこと
・戦略人事とは? という概念
・実際の現場で起こることを事前に想定
・理論の組み立て方
など、私がカンテラで学び、考えたことについてお伝えします。
記憶に残ったのは「手触り感」と「人事は経営を理解する必要がある」ということでした。1回あたりのインプット量が多かったので、全てを思い出すことは難しいのですが、そのときの私にとってはついていくので精一杯でした。
実務で生かしていること
まだ手触り感までは至ってはいないと思うのですが、人事としての心構えのようなものは感覚的に理解できた気がします。まさに人事は、社内と社外、経営者と現場、などを結び、そこへ水を運ぶ役割であると考えられるようになったことで、業務上で迷った時の判断軸ができた気がします。
また、カンテラを受講した際のつながりで、多くの人事の方々に相談したり、定期的に行われる勉強会でも情報を得たり共感したり、とつながることができています。このつながりは、とても心の支えになっています。
カンテラの魅力
カンテラという場は、たくさんの魅力がぎゅっとつまった場所です。
・戦略人事の基礎を学べる場
・人事同士でつながる場
・安心安全な場
カンテラは我が家の子供たちも仲良くしていただいており、皆さんとオンラインで話していると子供たちも必ずのぞきにきます。オンライン上でも皆さん笑顔で迎えてくださるので、安心しているみたいです。
人事は、社内に相談できる人がいない場合もあり、ときに孤独な仕事だとも思います。正解のない中、決断して進めていかなければならない場面が何度もあります。
そんなときにも、仲間がいる心強さは本当にありがたいと感じています。そんな“安心”につながれる場がカンテラの魅力だな、と思っています。
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