CANTERA NOTE

メガベンチャーとアーリーベンチャーでも共通して求められる「主体性」。その重要性と発揮の仕方

メガベンチャーとアーリーベンチャーでも共通して求められる「主体性」。その重要性と発揮の仕方

私は7月まで1000名を超える組織に所属しておりました。しかし並行して関わっている複数の会社はどれも前職と比較すると小規模の会社となります。

今回は会社規模に関係なく、改めて重要だと考えさせられた「主体性」について記載していきます。ベンチャーの採用に関わる人事が、自社が求める主体性の重要性を考えるきっかけになれば幸いです。

 

仕事をする以上どこでも求められる主体性

主体性は「目的のために実行するべきことを自ら中心になって進めようとする力」と言い換えてもいいかもしれません。主体性を持つと言うことはとても簡単ですが、実際に主体性を発揮するのは難しいです。誰にも下記のような思考が起こるからです。

“目的のために●●は実行すべきだし、それを私がやるのがベスト(ベター)なのはわかっている。
ただ自分にも今やらなくてはいけないことがあるので、果たして本当にできるのか。
できるとしても大変な状況、辛い目に陥らないか。“

このとき「目的に近づく」というメリットと「大変さ、辛さ」というデメリットを天秤にかけているのですが、「大変さ、辛さ」という天秤はとても重いので、なかなか目的に近づくという選択をできない方もいると思います。

もちろんどんなことでも辛くてもやれば良いというものではありません。ただ、主体性がある方は、主体性がない方よりも「目的に近づく」ことを重要視している、「大変さ、辛さ」に耐性があるのどちらか、もしくはその両方を持っていることが多いです。

特に、変化が大きいベンチャーにおいては、仕組み化されていなかったり、ルールがない状態で挑戦するシーンが多いので、必然的に「誰が何を推し進めるのか?」というシーンが増えます。

そのためベンチャーにおいては人数規模に関係なく主体性が必要なのです。

 

ただし、主体性を発揮する機会が多いのは規模が小さい会社

しかし、小規模の会社の方が主体性が求められる機会は多くあると実感しました。それは単純に「誰がやるか」が明確ではない業務の発生確率が多いからです。

会社におけるすべての絶対的な業務量は、規模が大きい会社の方が多く存在しています。そのため、どの種類の仕事を切り取っても1人月分は用意ができます。

ただし、小規模の会社は絶対的な仕事量が大規模の会社より少なく、複数の種類の仕事でそれだけでは1人月分存在しないということだらけです。

こういった会社でよく起こるのは「あれ?この仕事は誰がやる仕事の範囲なんだろう」という現象です。そして、その範囲が不明確な仕事に対して「やります」と言う機会が、規模が小さい会社のほうが多く、主体性がある人とない人の差が浮き彫りになっていきます。

 

主体性を発揮するにはどうすればいいか

主体性を発揮するには、失敗することも覚悟した上で前向きに成功を目指していくことが欠かせません。

主体性に大きな影響を及ぼすと考えられる「自己肯定感」を生み出すためには、小さくても挑戦して成功するという必要もあるため、その最初の挑戦のために必要なのが失敗する覚悟です。失敗したら評価が下がるとか失敗は許されないと考えるのではなく、失敗したときに起こることの程度を正しくイメージすることが重要。この程度を必要以上にマイナスに見積もると、主体性が発揮することがどんどん難しくなってきます。

「主体性を発揮して未経験の仕事を遂行する」「主体性を発揮して多くの業務を並行して遂行する」と何もしない人よりは失敗する可能性が多くはなりますが、問題ありません。自分が気にしているほど周囲の人は失敗を気にしていることは少ないですし、むしろ失敗があっても主体性を発揮してくれた結果のリターンの方が大きい。いずれ必ず評価されていくのです。

 

最後に

主体性の有無によって自身の成長の機会は左右されていきます。成長の機会がないと思ったときには、本当に自分が主体性を発揮しきれているかを振り返って見るのもよいかもしれません。

主体性の有無によって自身の成長の機会は左右されていきます。

Written by

Hayashi Eiji
2008年 映像制作会社に新卒で入社。映像制作部で現場から作品の予算管理などを担当したのちに新規事業を立ち上げる部署に配属。 2011年 レバレジーズ株式会社に入社。レバテック事業部という企業とエンジニアのマッチング事業において法人営業としてキャリアをスタート。当時における最速期間である半年でリーダーに就任。その後はマネージャー、事業責任者とマネジメント範囲を広げていく。 2017年 レバレジーズのグループ会社であるレバテック株式会社の創立とともに代表に就任。当時レバテック単体売上を80億円から300億円になるまでに牽引。 CANTERAベーシック卒業生。
初心者でも安心。
現役人事が全面サポート

日本初のCHROアカデミー
「CANTERA(カンテラ)」
戦略人事を実現するための知識と
スキルを体系的に学べます。