CANTERA NOTE

「自分を信じて、やりたいと思うことをやる人生」を

「自分を信じて、やりたいと思うことをやる人生」を

現在、AllPersonalのバックオフィスを束ねる小関美穂さん。

千葉から福岡への移住、AllPersonalへの入社、新居建築等、人生の中でもダイナミックな変化を迎えた小関さんの2021年でしたが、幼少期の成功体験から、そして彼女の今後の人生をつなぐ大きなターニングポイントの年になりました。

(こちらの記事は、AllPersonalの仲間でもあり、第2子の育休期間からの友人でもあるインタビュアーの青木が、まとめた内容となります。)

 

小学生の時の成功体験が、今の私の考え方を作った

私が小学生のとき、地域のことを調べる学習がありました。調べていたら、かつてソウルオリンピックの水泳競技で金メダルをとった鈴木大地選手が、同じ小学校の卒業生だったことを知ったんです。

鈴木選手のご自宅がわかったので実際に行ってみたら、鈴木選手のおばあ様が私の訪問を喜んでくれました。そうしたら、「本人を小学校に訪問させようか?」と声をかけてくれて。

担任の先生にそれを伝えたら、鈴木選手と日程調整などしてくれて、なんとご本人が学校に来てくれることに!しかも金メダルを持って、全校朝会でお話をしてくれたんですよ。

「小学校の卒業生である鈴木選手の自宅がわかるなら、是非いってみたい。会えるかもしれない!」という気持ちから一歩行動に起こすことで、それまで想像もしていない大きな結果へとつながる。これは、好奇心から行った行動をきっかけに、オリンピックのメダリスト選手の小学校での公演を実現した経験から、私が学んだことです。

そしてこの時の経験が衝撃的な成功体験となり、その後の人生においても、好奇心の赴くまま行動することでたくさんのチャンスを手に入れることができたと思っています。

しかし、自分の好奇心に従って行動するというのは、多くの人にとって簡単ではないということを知り、そんな人材を増やしていくにはどうしたらいいのだろうかと、考えるようになっていきました。

 

「人事経験がなくても、やりたいことを目指し、実現していけるCANTERA」

実はキャリアのスタートはメイクアップアーティストを目指す美容部員というところからスタートした私。あることをきっかけに人材開発・組織開発に興味を持ちましたが、全く別の畑からの人事キャリアへの移行というのは、一筋縄ではいきませんでした。

私自身は、持ち前のコミュニケーション力と、新しい環境にどんどん飛び込む力で、何とかやりたい仕事を手に入れましたが、人事の経験がない人ももっとチャレンジできる環境があればいいのにと、感じていました。

そんな中、AllPersonalに出会い、 CANTERAが提供するプラットフォームはまさに「好奇心にもとづいてチャレンジしていく、そしてその循環を生み出す仕組み」だと知り、迷わず参画を決めました。

「経験がない分野であっても、勉強をして、仲間をつくって、副業でチャレンジをしていく、そして本業でのチャンスをつかむ」そんな循環を生み出せると確信しました。

 

千葉から福岡に

移住のきっかけは、地元の福岡で暮らしたいという夫の希望でした。

一般的には、「移住」と聞くとかなり大きな変化で戸惑う人が多いと思いますが、私自身は「そっか。じゃ、いこう!」とすぐマインドチェンジができました。

もともと福岡で暮らしたこともあり、住みやすいいいところだと知っていたことや、幼い子供たちを自然豊かな土地で育てたい。そんな気持ちもありました。

この頃には、「自分の好奇心に従って行動する人を育てていく」には、その人自身の努力だけでなく、その人を地域の環境が、キーポイントになるのではないかと考えるようになっており、町全体で新しい取り組みを行っている福岡県福津市に移住先を決めるのもの、そう時間はかかりませんでした。

私の好奇心が「福岡にいくんだ」と言っている。そんな時、私には、迷いがないのです。

そして、2021年1月、まだ1歳にならない娘をつれて、夢をかなえるため福岡県福津市へ移住をしました。

 

移住して変わったことは?

福津市は、海も山もすぐそばにあり、自然に恵まれている環境です。子どもを保育園にお迎えに行った帰りには、きれいな夕日を見に海に寄ることもあります。

頭を使うことをやめて、五感を感じることで息抜きをする機会が増えました。

週末には、地元の食材をつくっている方のお話を聞きながら、その食材を地域の人と一緒に食べることもあります。地元との人とのつながりを、以前よりも身近に感じる生活を送れるようになりましたね。

また、フルリモートの働き方により、子供と過ごす時間が増えました。福津市には、子供と一緒に参加できる地元文化の体験会などもたくさんあるので、親子で地域のことを知る機会が充実しています。

「人に振り回される人生なんて嫌」「どんなことがあっても、自分の選択を信じて生きるのがやっぱり大切」そう思ってきました。

そして、今。こうやって、子どもと過ごす時間、自然に触れ合う時間、地元とつながる時間に触れては、福津市への移住を選んでよかったと、心から感じています。

 

2021年は、一言でいうとどんな年だった?

生活の基盤を作った年でした。漢字一文字で表すと”耕”ですね。 

移住により、新たに家を建て、周りにある人や、物、資産など全てが新しくなりました。

仕事においても、これまで経験のない業務に携わり、とにかくがむしゃらにやってきた一年でした。プライベートも仕事も、とても忙しい一年でしたが、プライベートも仕事もともに「豊かなくらし」に一歩近づいたと感じています。

 

2022年はどんな年となる?耕した土壌にどんな花を咲かせる?

2022年は仕事では「組織開発におけるスキルアップ」、地域社会では「始動」の年だと考えています。

会社では、組織開発を実践し、地域社会では、コミュニティづくりや継続的なサービスなどを模索し、人がやりたいことをやる人生を生きる基盤を、町全体で作っていきたいと思っています。

*   *   *

常に自分の選択に確信をもって、邁進しているように見える小関さんは、多くの人に一歩前に進む勇気とパワーを与えてくれる存在であり、一友人としての私にとっても憧れの存在です。

「好奇心に従って行動する」ことで、自分の人生を切り開いてきた彼女が、2022年は、CANTERAのプラットフォームを活用して、そして新天地の地域社会と協力する中で「自分の好奇心に従って、恐れず行動をしていく人」を増やすため、色々なチャレンジをしていきます。2022年も、小関さんから目が離せません!

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