嬉しくて泣く大人に溢れた年にしよう
新しい事への挑戦ばかりの今、何歳でも新人だ
昨年は、何かを伝える側も、受け取る方も、過去の知識・経験がさほど役にも立たず、まるで新入社員のように、ゼロから学び始める元年だった気がします。
我々は、歳を重ねる毎に、自分が見てきた世界が全てと過信し、知っている事は善、知らない事は悪のように捉える思考停止の状態が増えていく気がします。
無知な事をポジティブに捉えないと、無知な境界線を隠してしまい、狭い世界で頑なに戦う事しか出来なくなってしまう。が故、コーポレート部門がトランスフォームしている今、どの世代も新人である事を自覚し、ジョハリの窓から救ってくれる学びの習慣に飛び込む勇気が必要なのでしょう。
日本人の大好きな会議室「居酒屋」
最近何故だか妙に、居酒屋への恋しさが溢れ出します。仲間と未来を語り、時に涙しながら想いをぶつけあい、また若い時には、愚痴を吐き捨て先輩から諭される事も多々ある場所でした。
ただ居酒屋で時間を過ごした翌日は、多少の二日酔いと引き換えに、前向きなエネルギーを充電し仕事に向き合えた気がします。お酒や食事を抜きに、自分の存在を肯定的に確認できた場所だったのかもしれません。
「働くすべての人に、待ち遠しい明日を」
これは、カンテラという人事が共創する事業の理念の1案であり、信頼する仲間が考えてくれた大好きな言葉です。
誰もが自分らしさを発揮しながら活躍する職場に溢れ、働く全ての人が、週末の休みではなく、出社する日を待ち遠しく思える世界にしたい。でもまず人事が前向きになれる活力と知見が必要。だからこそ、人事の誰もが公平に学ぶ習慣の場と、居酒屋のような心を通わせる場、その2つの場を創り続けて世の中に貢献したいと考えています。
そして、今お読み頂いているメディアのカンテラノートは、カンテラ卒業生のみが執筆する場であり、情熱を持ち続けて利他的に生きる人達の記事で溢れています。疲れた時、元気が欲しい時、是非たまに遊びに来てください。きっと、ご自身と職場を元気にするヒントが見つかるはずです。そして力を合わせて、嬉し涙に溢れた職場を作っていきましょう。